上の写真は、どちらもチェリー材で製作した定番のデスクです。
左は工房で3年近く展示しているもので、右は出来たばかリのもの。
こうして見ると、左の展示していた方は日ざしを受けながら経年変化し深い色合いになっているのが良くわかります。
無色のオイルで仕上げているので、個体差はあるにしても元々はどちらも近い色合いでした。
出来たばかリの初々しい印象のチェリーも明るくて好きですが、時間を経ることで初めて触れることの出来る色艶の深まり方はチェリー材の大きな魅力のひとつだと思います。
「家具が育つ」「家具を育てる」といった表現をしますが、とてもしっくりくる表現だと思います。