以前いくつかの家具を納めさせていただいたお客様から新たに家具製作の依頼をいただき、打ち合わせに伺いました。
新築されたお宅にお邪魔すると、以前納品した家具達が元気な姿で活躍しています。
お子さまもとっても元気。
色もずいぶん濃くなり、ご家族の歴史もずいぶん色濃く刻まれていました。
物とは言え、自分で作り出した家具には思い入れがあり愛着があります。
久しぶりの再会はやっぱり嬉しい!
投稿者: mogu-kagu.com
オーレ・エクセルとスウェーデンデザイン
今年の1月から東京MXテレビで「オーレ・エクセルとスウェーデンデザイン」と言う番組がスタートしました。
スウェーデンのグラフィックデザイナー「故オーレ・エクセル」さんをはじめ、現在活躍する他のスウェーデンデザイナーも紹介しながらスウェーデンのデザインと人々の暮らしぶりをセンス良く紹介してくれるとても素敵な番組です。
深夜0時というちょっと深い時間にもかかわらずスウェーデンデザインをかなり満喫できます。あと何回放映されるのかはわかりませんが、スウェーデンデザインに興味のある方にはとてもオススメです。
放送日時:2011年1月5日(水)24:00~24:30スタート 毎週水曜日放送中
放送局:TOKYO MX
関西J:COM等他地域は、1月末から放送予定とのことです。
チェリーのラウンドテーブルと椅子。福岡まで。
昨年末は福岡の納品が仕事納めだったので、冬休みも兼ねて自分で車を運転して納品に行ってきました。
行きは倉敷で一泊、帰りは大阪で一泊と片道2日がかりの納品、わかってはいたもののさすがに九州は遠かった〜!というのが正直な感想です。九州には一度旅行で訪れた事がありましたがその時は飛行機での旅。今回は車だったので、関門海峡を渡った時は少しワクワクしてました。(本州を車で出るのは生まれて初めてだったので)
でも驚くほど関門海峡は短かったです。
福岡市内に一泊して翌日納品に。納品自体は30分程で終わり無事に引き渡し完了。いろいろな思いの詰まったお住まいの中に新たに家具を加えていただけたんだなーと、有り難い気持ちになりました。お客さまに福岡のお話をいろいろ伺うことができ、おかげさまで福岡近郊を満喫することができました!
中でも旧高取邸(これは佐賀県ですが)というお屋敷は必見!熱い解説員の方に出会えると「欄間」や「ふすまの引き手」の秘密等を教えてもらえます。
それから福岡ではイカの活き造りが有名なんだそうです。本場のとんこつラーメンも外せません。何軒かの北欧家具店にも足を運び、普段使いにはちょっともったいない素敵なメジャーを購入することができました。お土産を買うため立ち寄った明太子屋の店員さんが、「もうすぐ猛烈な寒波がやって来て大荒れになる」と教えてくれ、後ろ髪を引かれながら福岡を後に。
帰りはせっかくなので大阪に立ち寄り、海遊館でジンベエザメを見てから長い長い帰路につきました。
帰って来て早々、熱が出てしまい幸先の悪い新年になってしまいましたが思い出深い納品になりましたが、また是非福岡には行きたいです。
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
早いもので2006年にMOGU-KAGUを立ち上げてから今年で6年目を迎えることができました。
昨年はたくさんのお客様に出会う事ができ、心よりお礼を申し上げます。
今年も心を込めて作った家具たちと、たくさんのお客様に出会えるように日々努めてゆきたいと考えています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(本年は1月8日より営業しています。)
年末年始お休みのお知らせ
12月26日(日)から1月6日(金)まで冬休みを頂きます。
メールによるお問い合せ等は,1月7日(金)以降の返信となりますのでご了承ください。
少し早いですが良いお年をお迎えください!
収穫のお裾分け
工房の窓を開けるとすぐそこには大家さんのキウイ畑が広がっています。こじんまりとした素朴な感じの畑で毎年窓から眺めるだけの存在でした。でも今年は大家さんが収穫したキウイをご馳走してくださり、想像以上に美味しくて。
思わぬところで美味しい味覚に出会えました。
定番のダイニングチェアの背板を細めにしたセミオーダーのダイニングチェアが出来上がったので納品前の撮影です。
冬の小鳥
一昨日は赤坂の張り屋さんに用事があったので、せっかくならばとパナソニック汐留ミュージアムで開催されている『バウハウス・キッチン展』と、映画『冬の小鳥』を見に久しぶりに山手方面に行きました。
『冬の小鳥』は、70年代の韓国を舞台に孤児となった少女の心の行き場を繊細に描いた胸の苦しくなる映画。主人公の少女の演技、この子はただ者ではありません。衣装のセンスもすごく良かったです。エンドロールが終わるまで立ち上がる気になれませんでした。私がこんなことを書いても安っぽく伝わってしまうだけですが、ともかく心に深く残る映画です。
バウハウス展の方はかなり小規模なもので、以前に大規模なバウハウス展を見た事があったのでちょっと拍子抜けしてしまいました。当時のキッチンを再現したものを実物大で見られたのは面白かったです。(撮影可)
ウォールナットのカウンターテーブル
先週、埼玉県のお客さま宅に特注のカウンターテーブルを納品しました。
キッチンから張り出している腰壁に合わせてテーブルを設置したいとの話しだったのでL字型をしています。今回のように建築とテーブルとの絡みがある場合、建物とテーブルとの精度の違い等から設置面がピッタリ合う事は珍しく、最悪は現場でテーブルを削り合わせることも覚悟していったのですが予想以上に誤差がなかったので逆に驚きました。お陰で作業はスムーズ。
このテーブルは天板の下にノートパソコンの収納スペースとお盆用の棚が付けてあるので、機能的で尚かつスマートな印象です。お客さまもこだわられた部分なので綺麗におさまって何よりです。
この日はまだテーブルと接する腰壁の化粧面が仕上がっていなかったので、後日、最終的にどう仕上がったのか確認にも伺いました。
台風の中
昨日は季節外れの「台風14号」の影響で、東京は朝から大雨。
アームチェアの発送日で、梱包、箱詰をして運送業者が来るのを少し心配しながら待っていましたが、午後になって「今日は大変ですよ~!!!」と言いながらも無事集荷に来てくれ助かりました。
私も過去に台風の暴風域の中で家具を納品したことがあるので、人ごととは思えず厚くお礼を申し上げました。
大雨の中ご苦労様でした!
材料支給の家具
普段はチェリーやウォールナットの木材を仕入れて家具を制作していますが、今回はお客様が材木をお持ちとの事でその材木を使って家具を製作することになりました。
先日その材木を届けていただきましたが、耳付きで厚みのあるなかなか立派なもの。
ただ何の木なのかがわからず調べているところです。
会社勤めを含めるとかれこれ20年近くこの業界にいますが、まだまだ一部の材木としか触れ合っていないのだなと改めて感じます。
材木を必要なサイズにカットし始めると、まだ乾燥が不十分であることがわかったので、シーズニングには結構時間がかかりそうです。
割れが予想以上に多く実際に使える部分が限られてしまいそうですが、お客様の期待に出来る限り沿えるようにしたいと思っています。